2008-10-16 文学 気晴らしにワインを飲んでいる。 赤い国産の安酒です。 文学とは何だったのだろう。わたしは現在書かれているものの殆どに関心が向かない。 それが、よいことだとは思っていません。 中上健次とは何だったのだろう。 小野十三郎とか、谷川雁とか、荒地の面々。吉本隆明はまだご存命だが。 大西巨人も生きている。埴谷雄高・・・ かれらは皆、文学者と呼ぶに足るけれども、文学そのものが目的だったのではない。 文学とは手段であった筈。 心に訴えかける、という。