目的が実現できていない限りは、我々は失敗し続けている。負け続けている。従って、目的が実現されるその時まで、常に改善の余地があり、議論の余地があるのである。もちろん目的とは理念であり、世界平和である。

主観的には様々な目的を、理念を人は懐きうる。しかしどんなに主観により歪め、捻じ曲げようと、あらゆる人間の目的は世界平和なのである。それが世界に巨大な流血を齎そうとも。誰もこの理念からは逃れられない。理念とは、そういうものだからである。