理念と現実のそれぞれに

北朝鮮とアメリカ、また関係諸国(日本含む)。国際的な利益配分の「理念」にも「実質的平等」の原理が貫徹する。則ち、「ある国はどういう利益をどれだけ得るべきで、他のある国はいかほど得るべきか」という設問。必然性は理念性であり、基準は「平等」である。つまり、「北朝鮮はどんな利益を得るべきか。日本はどんな利益を得るべきか。アメリカは?」生産と配分。不当な利益獲得の禁止。「正当な利益」を保障する基準は常に「実質的平等」である。資本主義の無計画性と社会主義の意識性。