2014-01-01から1年間の記事一覧

雑 感 141030

秋が、生き急ぐ人の嘆息のように深まり、濃い色彩は柔らかな日差しを受けて、益々、安らぎのうちに、枯れゆく世界を瑞々しくする。頰を撫ぜる風の、溌溂とした冷温は既に、終焉のなかに芽吹きを守る季節が道の先に佇んでいることに、一種の覚悟を迫る、よそ…

随 想 6

・志位和夫「綱領教室」第三巻、民主主義革命路線の解説。<安保>と<大企業支配>が日本民主主義の二つの異常をなしているという分析は直観的に理解し易いが、これを理論的に証明するとなるとそう容易ではない。そもそも民主主義革命が必要である民主主義…

随 想 6

・志位和夫「綱領教室」第三巻、民主主義革命路線の解説。<安保廃棄>と<大企業支配>が日本民主主義の二つの異常をなしているという分析は直観的に理解し易いが、これを理論的に証明するとなるとそう容易ではない。そもそも民主主義革命が必要である民主…

随 想 5 

・ルイ・アルチュセール「資本論を読む」「マルクスのために」「哲学について」今村仁司「アルチュセール」「アルチュセール全哲学」amazonより届く。 ・資本主義の一元化作用は凄まじい。政治も文化も、上部構造の秩序にまで一元性を貫徹し、資本の運動に従…

随 想 5 

・ルイ・アルチュセール「資本論を読む」「マルクスのために」「哲学について」今村仁司「アルチュセール」「アルチュセール全哲学」amazonより届く。 ・資本主義の一元化作用は凄まじい。政治も文化も、上部構造の秩序にまで一元性を貫徹し、資本の運動に従…

随 想 4  (歴史的必然性と未来)

(未来社会論学習の前段として) 「未来社会論」は日本において、「民主主義革命論」とは連関のうちに一定の区別を置き、「社会主義・共産主義」社会論の呼称として用いられる。「社会主義・共産主義」とは、分配方式の区別を中心とした伝統的なマルクス=レ…

随 想 3

・第五章 社会主義・共産主義の社会を目指して (志位和夫「綱領教室」第三巻) 新しい未来社会論の意義と構成について 世界の資本主義の矛盾とその根源 社会主義的変革の中心は何かー「生産手段の社会化」 未来社会論の豊かで壮大な内容について 社会主義・…

随 想 2

・決して多いとは言い難い中上健次のテクストのうちで私にとって特に感慨深いのは、「近代日本文学の金字塔」などと称揚される事の多い「秋幸三部作」ではなく、「化粧」「熊野集」「千年の愉楽」「奇蹟」といった短編連作の系列である。「秋幸三部作」には…

随 想 1

・講師資格試験の対策準備会に県委員会事務所へ赴く。参加者6名。前年までの出題を例に回答の要点の解説を受ける。 ・綱領は現在の日本政治の主要問題として、アメリカと大企業という二つの政治的実体に日本政治が重い規定を受けている事実を指摘している。…

備忘録

・何かと忙しない時代である。日本は大きな転換期を迎えているし、志位委員長が言うように、自民党政治の総決算が迫られている状況であるだろう。国会の様子を見ると、既に国民からの支持を失った第三勢力が、気の抜けた馴れ合い政治を続けてはいるが、時代…

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